宝くじを当てて貰った信者

 私が神霊界修業の手ほどきを受けた伏見稲荷大社講務本庁の支部は、女先生が直接
に面倒を見ている講員さんが350人程度でした。他に山口県と熊本に2ヶ所の扱い所が
あって150人ほど。合計で500人程度の支部。しかし、相談に訪れる人は無数にあり、信
徒的な存在は数千人にほどありました。

 これは、講員さんか常に相談に来る信徒さんかは不明ですが、女先生から直接に聞い
た話。ある方、宝くじを当てて欲しいと云われます。何度断っても頼みに来られます。そこ
で根負けをした稲荷神。一度限りで10万円と云うことで、宝くじを当てることを約束された
そうです。
 そこで云われたことは、何月何日。大阪の梅田の某宝くじ券売り場(当時は大阪駅から
梅田の地下街に宝くじ券売り場が幾つもあった)に何時何分に行って宝くじ券を買いなさ
い。そのくじの中に10万円が当たる宝くじ券がある。そこで云われた通りにしたら10万円
が当たったそうです。
 よく、宝くじ券を買って来て神棚に飾って、神様当てて下さいと頼む人が多いのですが、
当たり券を買わして下さいと頼むのが本当。宝くじの当たり券の番号は事前に決まってお
り、それを担当する神霊があるそうです。その番号の券を手に入れるか入れないかで幸運
が転がり込んで来るのだそうです。
 車を運転していて、道端の宝くじ券売り場の看板に突然に閃きを感じて車を止めて宝くじ
券を買ったならば億を手にすることが出来た人がおられます。億が当たる券が一番上に来
ている様な時、それをキャッチしたその人の守護霊か守護神が閃きを通してその人に当た
り券を買わせたことになります。
 ある宝くじ同好会が宝くじを当てる為にイメージ(想像力)戦略を採ったところ、抽選板に
当たる当たり番号が見えるようになって来て、確率が一気に上がったと聞きます。宝くじ券
だけでなく、競馬で何が何着で来る。野球で誰が何回にホームランを打つ。相撲でどちら
が勝つ。これらは事前に決まっていると云うか、この世と同様の霊的な世界があり、そこで
起きたことが現実界で起きることを霊能者と呼ばれる人達は予知能力として知ることにな
るそうです。
 かって、アメリカで眠れる偉大な予言者と云われたエドガー・ケーシーは、肉体が眠って
いる間に予言をしました。そこで、肉体が眠っているのを幸いに株や投機の上げ下げを聞
いて、大儲けをした連中があります。後でそれを知った肉体のエドガー・ケーシーはたいそ
う立腹したと残されています。

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