世の大立替

 インターネットの精神世界では、世の大立替が言われています。では、既存の稲荷神界
は、こうした出来事をどのように見ているかです。
 この件で、女先生は言われます。世の立替があることは神様から聞いて知っています。
だが、その時期が何時なのかは神はおっしゃいません。時期は言えぬです。ただ、間違い
なく起きるそうです。
 女先生は言う。私(女先生)は立替の時には、この世には居ないそうです。だけど、あな
たはその立替の時、その嵐の中を突破して行くそうです。大変ですよ。私はあの世から立
替の様子を高見の見物しています。頑張ってください。
 私はそれに対して、立替の時に先生はこの世におられないとすれば、残された講員さん
はどうするのですか?。
 すると、それは神様が何とかされます。講員さん一人一人が神様とつながっていれば、
何の心配もないでしょう。
 私は女先生に講員さんには知らせておくべきではないのですかと聞くと。女先生は言わ
れる。そんなことをすれば、世の中はパニックです。知らせる時は、助かる道が解ってから
伝えればいいことです。
 立替の時期は解らないし、助かる道は解らないし。女先生が死んだ後の話かと、その時
は聞いておきました。

 だいぶ経ってから、女先生が言われます。××さん(私)。私も立替の時までこの世で生
きることに変更になりましたと言われる。
 すると、女先生がこの世を去るまでに起きることになる。ところが、その女先生に認知症
が起こり、もう教師が務まらないことになった。そうした状態でも、一昨年に支部として最後
の御塚を建立された。
 そうした時、人は神様に仕えている者が認知症になるのはおかしいと言われます。

 私は、何故かと考えていました。もし、女先生が元気であれば、世の立替の時に講員さ
んや信者さんが先生の元に殺到する。私の母と同じトリ歳で、母は米寿を迎えた。90歳近
い歳では立替時に一線では動けない。
 しかし、認知症となっているので、講員さんもその信者さんも先生には無理だとやっては
来ない。認知症になっていても、立替の様子は見ることが出来る。なるほどと知ったしだい
です。

 幾度か、私に向かって、女先生から、××さん(私)。助かる道は解ったのですかと声が
飛びました。私は解りませんと言っていました。
 でも、白狐が銜えている鍵と玉で、助かる道はそういうことかと解ったしだいです。その為
に狐と呼ばれる存在かあったのかです。
 後日談、私には見えませんでしたが某稲荷神社にて、見える方がどうしてと言われま
す。理由を聞くと、稲荷大神たる御祭神様が腰に「瓜」をぶら下げておられる。誰も「狐」の
字と「瓜」の字との関係までは見てはいないのです。狐は瓜の獣となっています。

狐≒瓜

 私が伏見稲荷山に女先生と上がった時、豊受の神は私に不思議なことを言われます。
綾部は「神の聖都」ぞ。綾部に帰りたい。綾部に帰りたい。
 それを聞いていて、確かに大本教が綾部は「神の聖都」と、エルサレムは副都と宣伝し
ました。しかし、綾部が神の聖都になっている節はありません。
 帰りたい帰りたいとおっしゃるが、神様なのだから帰ろうと思えば帰れるだろうし、綾部の
八幡宮にも豊受様を奉る采女(うねめ)稲荷神社もあります。どうして、大本教の様なこと
を言われるのかと首を傾げていたことがあります。

 大本教霊界物語、国常立尊様の世の立替に、白狐は下郎の役で奉仕する。大本教と稲
荷神界は深い関係があるのかも知れません。

 私は稲荷首座神の豊受様から大本教が予告した「世の大立替」があるとお聞きしました
が、稲荷神界を見渡した時、全ての稲荷神がそうしたことが起きるとは予想だにしておられ
ないようでした。

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